どうも、講座担当のガク(細井)です。
寒くなってきましたね。辛いです。
でも、真田の先住民の方々は会うごとに
「まだまだこんなもんじゃないよ」
と真田越冬1年生の私には酷過ぎる事を言ってビビらせます。
とまぁ、そんな冬のとば口にきたわけですが
今回の講座は
「くくり罠体験と山の恵み」

おなじみ?の真田猟友会の石巻さん
サラッと話される猟師的豪快エピソードが
たまらなくしびれます。

上小地方事務所の黒石さん。
歌える公務員さんです。当日はギターを持参され
本当に密やかにシークレットライブをしてくれました。
サービス精神にあふれ
難しい内容になりがちな鳥獣害のお話などユーモアあふれる
トークで楽しく説明していただきました。
今回はこのお二人にイロイロと教えて頂きました。
まずは「狩猟」という制度について黒石さんから
スライドを使って説明をしていただきました。
狩猟免許をとろうとしている自分としては勉強になりました。


構造とセットの仕方を石巻さんに教えてもらいました。
写真は笠松式ワナとそれをセッティングしている風景です。
なかなか力がいる作業です。
罠・・・なんやら不穏なイメージがあるし、未知のものなんで
皆、セットされていないにも関わらず恐る恐る触っていました。

で、ビビりながらセッティングした罠を作動させてみました。
目で追えない。すごい速さで作動します。
そして、お昼です。
真田産イノシシ汁 with七味↓

某・吉野家風に表現すると・・・
「肉だく、ネギだく、汁少な目」
いや、美味いのなんのって。脂がうまい。
ありがとう、石巻さん!!
ありがとう、真田の山!!!
そして、ありがとう、イノシシさん!!!
命、頂きました。
で、午後の部は

フィールドに出張りました。

沼ではなくて、イノシシのぬた場。
泥浴びするイノシシの公衆浴場みたいなもんですね。
それの見学です。

実際に罠をしかけたポイントを探してみたのですが
まったくわからなかったです、素人には。
教えてもらって、罠にかかってみました。

シカの糞を見つけてくれました。
子供とうんこの図。永遠の組み合わせ。
ぬた場、糞、足跡など
猟師目線で森を見ると
また違った見え方ができました。
そして、再びもくり作業場にもどり

スライドを見ながら、黒石さんから
「ジビエ振興」のお話を伺いました。
ジビエ=山肉です。
「命」を獲る現場にいる猟師さんの言葉。
何の気なしに肉食べている我々一般消費者には
色々意味深くささってくるなぁと思いました。
普段、食べる肉にもっと感謝しようとおもった講座なのでした。