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長野県上田市真田町にある森林NPOフォレスト工房もくりです。「森林と暮らしの講座」の活動報告や森林整備、地元の木材活用などの活動について載せています。

撮影の裏側

TV信州「ゆうがたGet!」ご覧いただけたでしょうか?
家にTVがない私が言うセリフではないですね・・・

撮影秘話を綴りたいと思います。
こういうのなんかブログっぽいかなと思いまして。

取材は密やかに12/6に行われました。
撮影スタッフさんが来られて
ロケットストーブのパーツを先に撮影し
次に完成品を撮っていました。

撮影2
完成品ロケットストーブを撮るの図。


それまでで1時間ほど、なかなか時間かかるんですね。
「タレントさん、入りまーす」ってな感じで
ロケ車から降りて来られたのが・・・・

みねりゅうた
そう、我らが信州の星(スター)
峰竜太さん(南信は下条村出身)であります!!

この時点で私も堀越さんも誰が来るのか聞いてなかったのです。
(事前にレポーターさんが男女1人ずつ来るとはきいてたんですが)
ちなみに台本はありません。
そういうもんなんすね。

ちょっと「おぉ、峰さんすか~、そうきましたか~」
と私は思いましたが、堀越さんはどうだったんでしょう。
いつものクールなポーカーフェイスで動じた様子が皆無です。
さすが、我らが堀越さん。

ここからバラエティ的テンションで
峰さんが堀越さんに迫っていくのでした。
台本なしですから、全てアドリブです。

目の前で繰り広げられるTVショー的世界。

「あなた、本当に一介の素人さんですか??」
と思わずには、居られぬ堀越さんの返し。
(繰り返しますが、台本無しです)

僕は人知れず、堀越さんの底知れぬポテンシャルに
独り慄いていたのでした。

そして、1時間ほどのやり取りが終わった後
颯爽と峰さんは帰って行ったのです。

そこからさらに撮影スタッフさんだけ残り
撮り足らなかった絵と音を撮って、無事撮影終了。

そんな撮影の話。
おしまい。


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森林と暮らしの講座 ~ 第16回 ロケットストーブついて学ぶ ~

くくり罠講座に続き
翌日はロケットストーブ講座をやりました。
今回は「上田地球を楽しむ会」さんと共催して

ロケットストーブ製作のみならず、
しんりん発電
森林発電の実験も行いました。
エネルギーを考える1日になりそうな予感です。

ロケットストーブ講師は
堀越さん
堀越研一さんです。
ロケットストーブ愛にあふれております。

堀越さんから
スライドでロケットストーブの構造、種類を
説明してもらって、どんなんかイメージがわいたところで
さっそく製作にはいります。

今回は2グループにわかれ、
①時計ストーブ改造型
②ペール缶(オイル缶)使用型
2パターンのロケットストーブを製作していきます。

ながめる
きる
見本の完成品を見つつ確認しながら
製作を進めます。
皆さん、目をキラキラさせながら
作業をしていました。



ロケットストーブ的構造
これがロケットストーブの最大の特徴である
ヒートライザー(なんか必殺技みたいでカッコいい)
ごくごく簡単に説明すると断熱された煙突です。
この構造を組み込んでやって・・・・


時計型
時計ストーブ改造型

ペール缶
ペール缶使用型

2チームとも完成しました。
で、自分でつくったストーブにあたって・・・
悦にはいる
悦に浸る、もとい火の感じを見ています。
何をのぞいてるかと言いますと・・・
吸い込んでます
火の具合をみているのです。

記念にお茶を沸かしてみました。
お茶
発見ですが、パーコレーターで玄米茶を淹れたら
美味しかったです、循環して煮出すから濃いんですね。
興味のある方、ぜひお試しあれ。

田中さん
当講座のOBでもある田中さんです。
「上田地球を楽しむ会」として
森林発電の仕組みをわかりやすく解説してくれました。

ひかる

森林発電実験成功!!
中学校で数学とお別れした完全文系少年である
僕にはリクツがいまいち理解できたとは言い切れないのですが・・・・
木を燃やして電気は作れるという事です。
結論として。
嗚呼、すみません。文系で。。。


エネルギー問題がクローズされる今日この頃。
エネルギーを自活できるかもという希望がわく
講座となったのではではないでしょうか。


以上、ガクでした。

12/7 森林と暮らしの講座 2013 ~ 第15回 くくり罠体験と山の恵み~

どうも、講座担当のガク(細井)です。
寒くなってきましたね。辛いです。
でも、真田の先住民の方々は会うごとに
「まだまだこんなもんじゃないよ」
と真田越冬1年生の私には酷過ぎる事を言ってビビらせます。

とまぁ、そんな冬のとば口にきたわけですが
今回の講座は
「くくり罠体験と山の恵み」

石巻さん
おなじみ?の真田猟友会の石巻さん
サラッと話される猟師的豪快エピソードが
たまらなくしびれます。


黒石さん
上小地方事務所の黒石さん。
歌える公務員さんです。当日はギターを持参され
本当に密やかにシークレットライブをしてくれました。
サービス精神にあふれ
難しい内容になりがちな鳥獣害のお話などユーモアあふれる
トークで楽しく説明していただきました。



今回はこのお二人にイロイロと教えて頂きました。
まずは「狩猟」という制度について黒石さんから
スライドを使って説明をしていただきました。
狩猟免許をとろうとしている自分としては勉強になりました。



笠松式ワナ
くくり罠体験
構造とセットの仕方を石巻さんに教えてもらいました。
写真は笠松式ワナとそれをセッティングしている風景です。
なかなか力がいる作業です。

罠・・・なんやら不穏なイメージがあるし、未知のものなんで
皆、セットされていないにも関わらず恐る恐る触っていました。

罠作動させてみる
で、ビビりながらセッティングした罠を作動させてみました。
目で追えない。すごい速さで作動します。


そして、お昼です。
真田産イノシシ汁 with七味↓
イノシシ汁
某・吉野家風に表現すると・・・
「肉だく、ネギだく、汁少な目」
いや、美味いのなんのって。脂がうまい。
ありがとう、石巻さん!!
ありがとう、真田の山!!!
そして、ありがとう、イノシシさん!!!
命、頂きました。

で、午後の部は
フィールド
フィールドに出張りました。
沼をのぞく人たち
沼ではなくて、イノシシのぬた場。
泥浴びするイノシシの公衆浴場みたいなもんですね。
それの見学です。
フィールド罠
実際に罠をしかけたポイントを探してみたのですが
まったくわからなかったです、素人には。
教えてもらって、罠にかかってみました。
しかのふん
シカの糞を見つけてくれました。
子供とうんこの図。永遠の組み合わせ。

ぬた場、糞、足跡など
猟師目線で森を見ると
また違った見え方ができました。

そして、再びもくり作業場にもどり
ジビエ振興
スライドを見ながら、黒石さんから
「ジビエ振興」のお話を伺いました。
ジビエ=山肉です。


「命」を獲る現場にいる猟師さんの言葉。

何の気なしに肉食べている我々一般消費者には
色々意味深くささってくるなぁと思いました。
普段、食べる肉にもっと感謝しようとおもった講座なのでした。






プロフィール

フォレスト工房もくり

Author:フォレスト工房もくり
長野県上田市真田町にある森林NPO「フォレスト工房もくり」です。
信州の森林保全と地域の木材活用をしながら、森と人をつなげる活動をしています。

森林整備森林環境教育薪やクラフト材料の販売特殊伐採などを行っています。

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